最近はオール電化の賃貸物件が増えており、お部屋探しの際に「ガス併用物件」と迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「オール電化は人気があるから」と安易に決めずに、「本当に光熱費が安いのか」またガス併用物件と比較して、「住み心地はどうなのか」を知ったうえで検討しましょう。
そこで今回は、賃貸物件への入居、または転居を検討している方に向けて、オール電化の賃貸物件について解説します。
オール電化の賃貸物件の光熱費はライフスタイルによって安くなる!
オール電化とは、調理・空調・電気・給湯などに必要なエネルギーを、すべて電気でまかなうシステムのことです。
光熱費を一本化できるのが大きな特徴ですが、ガスエネルギーがなくなる分、電力を使うわけですから、ガス代にかかる分の出費が単純に減るというわけではありません。
しかし、オール電化の賃貸物件にはガスを使う設備がないため、ガスの基本料金がかかりませんし、夜間の電気料金の単価が安いプランを利用すれば、電気代を抑えられます。
ガス併用物件よりも光熱費が安くなるのは、昼間に電気を使うことが少ない一人暮らしの方や、共働きのご夫婦など、ライフスタイルによるということをまずは知っておきましょう。
オール電化の賃貸物件とガス併用物件との比較
続いて、オール電化とガス併用の特徴を比較してみましょう。
オール電化
●光熱費…ガスの基本料金がかからない・夜間割引で節約できる
●安全性…火を使わないため安全かつ空気が汚れない
●ライフライン…停電時はなにも使えない
ガス併用
●光熱費……ガスと電気の両方の基本料金がかかる
●安全性…火災やガス漏れに注意が必要
●ライフライン…停電時でもお湯を沸かせる
ガス併用のなかでも、都市ガスとLPガスとでは料金に差があります。
LPガスは、都市ガスよりもエネルギー量が多く、運搬費などのコストがかかることからガス料金が高いので、物件がどちらのガスを使うのか確認すると良いでしょう。
オール電化の賃貸物件はシャワーの水圧が弱い?
沸かしたお湯をタンクに溜めておく「エコキュート」では、ガス給湯器よりも水圧が弱いというデメリットがあります。
これは、タンクに溜めておく際に減圧することが原因です。
一般的な水道の水圧が約500kpaあるのに対し、タンクの水圧は約180kpaしかないので、シャワーの水圧も弱くなります。
低水圧用のシャワーヘッドに交換することで、水圧を上げられるので、気になる方は試してみてください。
まとめ
オール電化の賃貸物件の光熱費が安いのは、ライフスタイルによります。
昼間にあまり電気を使わない方にとってはメリットが大きいので、ぜひオール電化の賃貸物件を検討してみてはいかがでしょうか。
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